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  移住のその後――先輩移住者インタビュー1:吉田真起さん――
 大阪府出身の吉田真起さん(41)は、2020年に夫と娘2人、息子1人の家族全員で大阪から串本町へ移住。2023年には自宅兼店舗のフラワーショップodorantes-gardenを串本町で開業した。
 吉田さんのお店は本州最南端潮岬の街中にあり、串本駅から車で約10分の位置。閑静な住宅街の中でひっそりと営業されているお店には、遠方の方だけでなくご近所の方も息抜きに訪れる。
串本へ移住して4年。現在もフラワーデザイナーとして活躍し、子育てに邁進する吉田さんにお話を伺った。

――最初に、移住先として串本を選んだ理由を教えて頂けますか? 
 主人の地元なので、主にそれが選んだ理由ですね。     
――移住前の串本町の印象はどうでしたか?
 移住前から家族でお盆やお正月に串本を訪れていました。その時期はとても賑わっていて人の少ない町という印象はあまりありませんでしたね。帰省時はバーベキューをしたりして、大阪の街中ではなかなかできないことも楽しんでいました。
――移住してよかったと思うことを教えてください。
 子供たちにとってもよかったのではないかなと思っています。自然が多く、海や川もきれいでのびのびとした環境ですし、それに串本の場合は放課後の学校等、友だちと皆で集まれる場所がいろいろなところにあるのがいいですね。
私も見知らぬ土地で不安もありましたが、子育てを通して多くの友人に出会えました。子育て支援センターや子どもの野球チームの応援に通って、母親同士のコミュニティに参加できたのも大きかったと思います。
――移住してからできた楽しみは?
 お店ですね。専門学校に通って技術を身に着けてからすぐに花屋へ就職して、結婚後も個人で花屋を営んでいたのですが、こちらへ移住してからようやく実店舗を持てたので、やっぱりそれが毎日の楽しみです。花屋にはなるのは子どものころからの夢でしたし、自分がデザインした花束をお客様に喜んでもらえるのが嬉しくて。
――これから移住を考えている方へ一言お願いします。
 子育て支援センター等へ通って情報収集をすることも大事になってくるのかなと思います。世代ごとに人数は違ってくるかとは思いますが、緊急時に受け入れてくれる病院等知っておきたい情報を教えてくれますよ。
――今後の課題や目標を教えてください。
 お店をやっている中で、横のつながりを作っていくことの難しさを痛感しています。昨年は養春小学校や橋杭岩で実施されたイベントに参加し、出展者同士でも繋がりを深めながら盛り上げることができました。そういった場をもっと多く持てるようになりたいと思っています。関係団体や各店舗同士での連携を深めて、ゆくゆくは町内でマルシェを開催し、串本の魅力を高めることにつなげていきたいです。
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